自由記述欄

広く浅く履修するオタクの戯言。

A3!展で禁断の遊びをした話

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A3!展最終日に行ってきました。

東京会場のバレになるので苦手な方は全力で回避してください。

あと画像はかなり荒いです。美しさは求めないでください。

 

禁断の遊びは楽しかった。

 

 

 

 

 

 

――演劇の聖地、天鵞絨。

趣味は舞台鑑賞の私が、この街で出会った劇団は数知れず。

だけど私は、無数の劇団の中でも彼らにしかない「何か」があるような気がするんだ。

私が心惹かれたのは、彼らが見せてくれた輝きと、ずっとずっと変わらない演劇へ向かうまっすぐでひたむきな彼らの姿だった。

 

 

 

 

新生春組 旗揚げ公演 「ロミオとジュリアス」

 

昔はたくさんの劇団員で賑わっていたらしいって、ずっと前の、過去の話として語り継がれていたMANKAIカンパニー。ひとつの劇さえまともできないくらいの人数なのに、あんな大きな専用劇場を持ってる意味なんてあるのかなって、私も思ってた。

 

そんな劇団が新しく組を立ち上げるって聞いて最初に見に行った時は、正直言って期待なんてしてなかった。話のネタになるかなって、それくらいのつもりで。

 

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GOD座みたいに華がある芝居でもなければ、狭い小屋の熱気とベテランの緊張感に包まれる独特の雰囲気があるわけでもなかった。

でも私は、たった1回のお芝居で彼らのことが好きになったんだ。

 

まっすぐで純粋な、若い男の子たちが自分の限界と向き合いながら、ひたむきに努力をしてきたんだろうなってわかるお芝居。

決して上手くはない。拙いところも多々あった。

だけど彼らたちからは、芝居が好きだって気持ちが溢れていて。

舞台が、生の演劇が好きでよかったなって、心から思えたんだ。

 

 

 

新生夏組 旗揚げ公演 「Water me!」

 

あの皇天馬が出るらしいって、そればかりが噂として街を駆け巡った夏組公演前。

でも私にとっては、ある意味でどうでもいいことだった。

またMANKAIカンパニーが新しい組で、新しい役者と共に舞台を作り上げた。

そのことだけで十分だった。

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昔のMANKAIカンパニーの特色をそのまま生かした、コメディー担当の夏組。

実はいくつかのセリフがアドリブだったって友達から聞いて、一応千秋楽を押さえてたのにどれがアドリブだったんだろうってうずうずしちゃって。慌てて平日のソワレに当日券を買ったこともあった。

最初は緊張からかぎこちない雰囲気もどこかに残ってて、ちょっとだけハラハラもしたけれど。千秋楽は肩の力が抜けたのか、アドリブ合戦で。千秋楽でもう終わりっていうのが嘘みたいに新鮮な気持ちでのめり込んでたっけ。

 

 

 

新生秋組 旗揚げ公演 「なんて素敵にピカレスク

 

公演前のストリートACTでもその強みを発揮し続けていた秋組。

天鵞絨のアクション劇と言えばMANKAIカンパニーの秋組、と言われていたという過去のプレッシャーはなんのそのとばかりに、彼らはその若い力を見せつけていた。

 

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公演が始まる直前に衣装や小道具にトラブルがあって、それがGOD座の差し金だっていうとんでもない噂まで飛び出した千秋楽。

蓋を開けてみれば、それまでの公演を大きく超える素晴らしい舞台だった。息を飲むほど激しい殺陣だけじゃない、人間の裏と表を描ききった演技も。

千秋楽で終わってしまうのがこんなに寂しいと思える舞台はそうないものだ。日々成長する彼らを追い続けたいと、そう思わせてくれる千秋楽だった。

 

 

 

 

新生冬組 旗揚げ公演 「天使を哀れむ歌。」

 

いよいよMANKAIカンパニー完全復活へ。

王道の春組、コメディーの夏組、アクションの秋組ときて、シリアスな本格派の冬組。

GOD座の高遠丞が加入したという話は、こと天鵞絨町にとっては夏組の皇天馬の時を超える話題になっていた。GOD座の神木坂さんが批判を繰り返していただけに、よくない噂まで広まってしまう荒れ方。

さらにMANKAIカンパニーが負けたら解散、という圧倒的に不利なタイマンACTを受けたことも合間って、公演が始まる前からいいものも悪いものも含めて様々な噂が飛び交っていた。

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 私は残念ながらタイマンACTの舞台である千秋楽を見に行くことはできなかったけれど、その前から彼らの演技には鬼気迫るものがあった。劇団を存続させたいという強い 思いが前面に出ていて、それでいて脚本の繊細さを失わない。

GOD座の舞台も久々に見に行ったけれど、後にも先にも引けないMANKAIカンパニーの勢いに比べると、どこかで自分たちは負けないという気持ちの見える演技だった。もちろん華やかな舞台は見応えのあるものだったけれど、綺麗にまとまってしまっている、という印象が拭えなかったのだ。

 

天使を憐れむ歌。

結末だけを考えれば悲劇かもしれない。逝ってしまった者よりも、残された者の無念が強く感じられる脚本。

それでも単なる悲劇にならないのは、舞台の上の彼らが悔いのないように生きていたからなんだと思う。

冷静さと熱さを兼ね備えたいい舞台だった。千秋楽が見られなかったのが残念でならない。

 

 

そしてこの公演ではもうひとつ。

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楽屋見学に!!

 

裏方に回っていたのか、他の組の役者さんの私服(かな?)があったり

f:id:tdiamonds:20180918082706j:plainインステを見る限り

至さんのブルゾン、花咲学園のジャージ、至さんのジャージ(まさかの2枚目)真澄くんのジャージ

花咲学園の制服、欧華高校の制服、桜花高校のジャージ、三角くんのパーカー、太一くんのTシャツ

かな?と思います。

至さんだけ2枚あるのは置き勉よろしく置き服なんでしょうかね。稽古はどうするんだろう。至さんらしい感じがしました。

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楽屋の机には飲み物などが置いてありました。

誰がどれを飲むんでしょうね。丞さんが飲んでるもののイメージはお茶だったので、この中だと何を飲むのか気になるところです。紅茶って感じもしないんですよね。

  

f:id:tdiamonds:20180918084908j:plainさらに!!

衣装イメージのパネルも舞台裏に飾ってありました。

天使というモチーフなだけあって、ファンタジーな世界観が似合いますね。幸くんの衣装+臣くんの撮影技術、恐るべし。

 

楽屋見学では、舞台の上とはまた違ったMANKAIカンパニーを見られました。

彼らがどんな風に頑張ってるのかなって、想像もできたり。貴重な体験でした。

 

 

 

これからも、ずっと。

 

すっかりMANKAIカンパニーにのめり込んでしまった私。

特に好きになった冬組ではグッズも買ってしまうというハマりぶり。今まで特定の劇団を追っかけ続けることはなかったので、自分にもびっくりしてます。

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もうすぐ冬組第5公演が始まりますね。

大正時代が舞台の主ミスに引き続き、今度はさらに前の時代。

高身長の丞さんとガイさんが刀を振るう姿が見られるとは…。今から楽しみです。

これからも彼らを応援し続けます!!全力で!!

 

 

 

 

 

 

 

 

っていうノリの遊びができた。

やばい展示会でした。

【追記】

これやったときにこのブースがめちゃくちゃ空いてたからできたんです、って一応書いておきますね。

ブースごとに移動が自由で、出口から出ないうちは最後から最初まで戻ることも可能だったので空いたところを見てました。

 

 

真面目なというか頭のおかしくないレポは気力があったらやります。

以上。