自由記述欄

広く浅く履修するオタクの戯言。

親戚に借りを作りたくない私と交流を持ちたい親戚の攻防

 

突然の出来事に私自身が混乱している故、今回非常に支離滅裂な文章であることをお許し願いたい。

 

 

 

唐突だが、ここ3ヶ月ほど私は水◯ど◯でしょうにハマっている。

 

地方局の番販再放送がきっかけなので好きなところからという訳にはいかなかったが、寧ろそのどこから始まるかよくわからない感じがよかったのかもしれない。

最初に見たのがアフリカという、かなり人を選ぶ(らしい)作品にも関わらず、気がつけば番組名で録画をかけるまでになっていた。

 

 

ここからが本題である。

 

我が家にはテレビが1台しかない。故に私が見ているものは家族全員に全て筒抜けである。それがアニメであろうとなんだろうとまるっと全て筒抜けなのである。

厳密に言えば父親がPCでテレビを見られるようにしているのだが

 

私は訳あって父親と大変仲が悪いので、できれば交流を持ちたくない親戚というのはここから始まるのである。おおっとこれはかなり近いぞ。

 

父親から端を発しているのだから、当然父方の親戚のことも好きにはなれない。

今年の正月にどうしても理由があって帰省をしたのだがまあ地獄であった。

一泊二日でこれほど精神がやられるものかと自分でも驚いたものである。

 

そして唯一の心の救い、兼、今回の事の発端が

水◯ど◯でしょうDVD BOX

である。

 

借りた部屋に置いてあったonちゃんぬいぐるみに反応を示したところ、まさかのど◯でしょうBOX登場という事になったのである。

 

持ち主は二世帯住宅に暮らす叔父であるが、当然彼のこともあまり好きではない。

だが置かれてしまったものはありがたく拝借するしかない。放置しても見ても同罪であるならば、少しでも楽しい方がいいに決まっている。

精神がひどく疲弊していた私は、夕食後部屋に戻ると平然と鎮座していたこれを、ともかく視聴する事にしたのである。

 

とはいえ1本で200分を超えるDVDをそう大量に見られるわけもなく、ましてや副音声込みともなれば倍量である。結局見られたのは本編2本+副音声1本であった。

 

そんなに好きなら貸すぞ、とも言われたが私は丁重にお断りした。

 

父方の親戚に借りを作りたくなかったからである。

 

ここまで読んでいただいたところでお分かりかと思うが私は本当に父方の親戚が嫌いである。たった一泊二日で精神に支障をきたし、リアルガチの腹痛に襲われ布団の中で半泣きになりながらどうでしょうで笑いすぎて泣くくらいには嫌いである。

4500円という映像ソフトとしては破格の値段で買えるものを借りて下手な借りを作るよりは、再放送を楽しみながら気軽に待つ方がいいに決まっている。

普段買っているライブやら舞台やらのBDが1万円近いことを考えればなんということはないのだ。目の前の利益に飛びついてわざわざ借りを作ることもない。

 

この時私は確かに、確かにお断りしたのである。

 

 

 

 

そして今日。

ここからが本題である(2回目)

 

何故か無意味に朝5時に起きてしまった。

これは今思えば何かの予兆だったのかもしれない。

二度寝した後、遠くに聞こえた宅配便のインターホン。

 

起きてリビングのテーブルの上を見ると。

 

そこには丁重にお断りしたはずのDVDBOXがあった。

 

叫ばなかった私を褒めて欲しい。

 

これだけ借りを作るのが嫌だったのにも関わらず、無駄に時を経て結局借りを作る事になってしまったのである。

 

この原因は明らかに父親である。

いくら隠しても我が家にテレビはひとつ、つまり筒抜けなのである。

無駄に交流を図りたいという至極迷惑な、とんでもなく迷惑な心遣いにより

私は結果的に借りを作る事になってしまったのである。

 

なぜ私は朝から胃を痛め将来を憂う必要があるのだろうか。

そんなに日頃の行いが悪いのだろうか。

 

ともかく、ともかく家にやってきてしまったものは仕方がない。

私はそっとカントリーサイン2のDVDを再生した。