菊地成孔の粋な夜電波#239「愛してます」の一言がが美しすぎる
ラジオです。
ちょっと前のラジオ。
勢いのまま書いて読み直したら半分くらい寒い自分語りになってたので最初の半分だけ読んで欲しい。
この方をどれだけ知っているかと言われたらぶっちゃけほとんど知らない。
だけど機動戦士ガンダムサンダーボルトの円盤を買うと決心した瞬間は、
この方の音楽がなければ人生に訪れなかったかもしれない。
そんな感じ。
んで全然関係ないネタでネットサーフィンしていたときに、
ふと見つけてしまったこの記事。
からのこの記事。
merkmal-for-someone.hatenablog.com
最初の記事はツイッターでちょっとバズってましたね。
私は両方の回を聞きました。
今日話したいのは後半の記事の方の回。
ラジオ始まって初ののクリスマス回 兼 年内放送最終回だったらしい。
ちょっとヘビーな話題が続く中
話題は菊地さんが大病をした話に。
そのあと1曲挟んでから、
菊地さんにとっての「大切な女性へのメッセージ」が始まる。
11年離れている人へのメッセージが公共の電波で流れる。
聞いてるかわからないけど、って菊地さん本人も言ってたけど
そのくらいの心持ちじゃないと言えないだろうなって聞き終わった今は思う
聞いてるかもしれないし
聞いてないかもしれない
寧ろ聞いてない確率の方が高いかもしれない
限りなく独り言なのかもしれない
でも。
ラジオでごめんねって言いながらも。
誕生日おめでとう。って。
懐かしい思い出をいくつも話して。
クリスマスにオンエアが来るのが怖かったって本音も出つつ。
だけどどこか嬉しそうに聞こえる。
途中で言葉に詰まったり、話すことを急に変えたり、
今までの饒舌さがすっかり消えてしまった感じで。
でもそれがすごく生々しい。
ごめんごめん、ふざけんなってタイトルだと思うけど。
でも本当にいい曲なんだよ。
そう言って掛けた
The Emotions の What Do The Lonely Do At Christmas?
タイトルは、何故クリスマスに孤独なの?
菊地さんはごめんごめんって言っていたけれど
もしかしたら自分への言葉でもあるのかなってそう思って。
終わりのこの5分くらい、聞きながらずっと泣いてた。
そして最後の最後でぽろりと出た一言。
愛してます。
色んな言葉を重ねて、積み上げて、でも最後に出たのはすごくシンプルな言葉。
まあ……離れてるけど、この曲で一緒に踊ろう。
ぽつりと付け加えられた言葉の直後に、
ではまた来週、というお決まりのフレーズでトークが終わる。
照れ隠しのように。
なんて言えばいいのかな
人間の気持ちって
捻くれてて哀しいけど、でもすごく綺麗で
こんなに不器用でまっすぐな愛してます、って言葉は聞いたことがなかったなって
生身の人間のフィクションじゃない純粋な気持ちを何の壁もなく受け止めてしまって
気がついたら声を上げて泣いてた。
急に肌寒くなったから冬用のパジャマを引っ張り出してきて、大好きなパーカーを着てるそんな朝でも昼でもない時間に。
ひとりぼっちの部屋で。
人肌が恋しくなって、
もしかしたら半分くらい嘘なのかもしれないけど、でももう半分はきっと本当の気持ちなんだろうなって思って、
同時に今悩んでる人間関係がどうでもよくなった
仲のいい同僚(男性)を狙ってる同僚がいて
噂とかそんな感じーとかじゃなくて
本人から狙ってるって話を聞いてしまったのが昨日で
仲のいい同僚は少し年上だからか、あるいは彼の波乱万丈な人生からか
私にはない色んな知識を持ってて
彼の話を聞くのが私は大好きで
でもお喋り好きな私の話にも付き合ってくれて
ちょっと困った同僚からの恋愛沙汰に巻き込んじゃったのに嫌な顔ひとつせず相談に乗ってくれて、気に掛けてくれて
なんていうかな
ずっと欲しかったお兄ちゃんみたいで
別に恋愛とかじゃなくて
(まあ私の恋愛観は多分に歪んでしまっているのでなんとも言えないところだけども)
でも他の女性と付き合い始めたらきっと私との縁は今よりずっと薄くなっちゃうんだろうなって
最近お世話になりっぱなしだった分それがすごく寂しかったんだけど
理由はわかんないまま
なんかそれが割とどうでもよくなって
それくらい、すごいものを聞いてしまった
他の回は音楽フリークなおじさんの
濃ゆすぎる早口な音楽話を聞くって感じなんだけど
この回はちょっと毛色が違ったな。全般に。
感情のままにツイッターに放り投げてまだ満足できなくてブログまで書いたらやっと落ち着いてきた。
でも暫くは忘れられないな、これ。
明日FEの試験日なのに何してるんだか。SQLの勉強してくれよな。私。