グッズは使う派。
タイトル通りの話です。
アニメとか漫画とか何でもいいんだけど、グッズを使うかって話。
月に数千円しか積まないゆるいオタだということをご理解願います。切に。
グッズと言ってもいろいろありますが、基本的には使い道の明確なもの。
具体的にはクリアファイルとか、アクスタとか、アクキー、缶バッジ、クリアカード、ポスター、タペストリーなどなど……まあその辺で。
結論を初っ端に言っちゃってますが私は使う派です。
でも周りは使わない派の人が大多数
(というか缶バッジとかアクキーとかごく一部を除いて大半を使わない人を含めると、私ほどがっつり使ってる人知り合いにいないかも)
なので、寧ろなんで自分はグッズを使うのかを考えてみた。
色んなことに理由がないと収まりが悪くて嫌いな人間なんだよね。
そういう人を面倒な人間と呼ぶのは知っている。
というのもですね、私は元々カードゲーマーです。
ちょっと長くなるので最後の方まで飛ばしてもらっても一応大丈夫ですが、これを語らないとうまく帰結させられないのであえて長々と書きますね。
とはいえ小学生の頃の話なんですけども。
ポ◯モンカードを一番やってました。大会も出てた。
全国なんて行けるはずもなかったけど、激戦区の都道府県大会で決勝のトーナメントに進めるくらいまではやりこんでました。
当然親も巻き込み自分の小遣いをつぎ込み、親の理解があったのも幸いしてネットでオークションをやってくれて、箱買いしたら家で余ったカードの売買もしてました。
カードプールがない割には良くやってたと思います。
デッキも自分で組んで(引き運が恐ろしいほどないので汎用デッキでは回らない)
弟を泣かせてもまだ試合させて(弟ももちろん好きでやってましたよ)
デッキを組み直し(試合しないとどこが悪いかわからないので)
最後はプレイングが上手い母親に頼んで最終確認。(そりゃ小学生と比べたらね)
大会前ともなると学校から帰ったらカードを広げ、ずーっと睨めっこしたり試合してたりしました。あの頃の集中力が欲しい。
ポケモ◯はそれでも良心的な価格なんですが
(レアカードじゃなくても第一線で使えるものがたくさんあったので)
片手間にやってた遊◯王はまあカードが高い高い。
そう沢山のカードが手に入るはずもなく、レア度の低いカードと自分の好きなカードで最適解のデッキを作るのが精一杯でした。
そして何より、どちらも、カードがね、綺麗なんです。
キラキラしてて、私の好きなキャラクターたちがそこにいる。彼らの世界がある。
それを使ってゲームができる。
そのことが楽しくて仕方ありませんでした。
TGGだけではなくアーケードゲームもドラ◯エのとかやってたので
それこそ使ってなんぼ。使わなきゃ好きって伝わらないから。
私の周りはそんなキラキラした世界に囲まれてました。
どんなに使えないカードと言われても、自分のプレイングさえあれば近所の子たちくらいなら勝てる。
遊◯王は金銭的にやはり難しく、大会には出てなかったんですが
中学に入ってからたまたま同級生と試合する機会がありまして。
その子が使っていたのは大会向けの流行の先端デッキ。
対する私が使っていたのは
ファンデッキ(大会向けではないお遊びのデッキ)と呼ばれていたものだったので
試合中にちょっとびっくりされました。あまり良くない意味で。
(ヘルカイザーの裏サイバーデッキ、アームドドラゴン添え。わかる人いるのかな)
ところがね、3回やったら1回勝てたんですよ。
小馬鹿にされた私の大好きなデッキが。
流行の最先端デッキに。
嬉しかったです。
自分がカードを使うことで、好きなカードの強さを知ってもらえる。
このカードが好きなんだと主張できる。
多分ここがグッズを使う原点です。
持ってるだけじゃ誰にもその魅力が伝わらない。
私の好きなものを、もっと見て欲しい。
何より、それを見て、使って、好きだと主張することが幸せで仕方がない。
だから私はグッズを使うんだと思います。
今も通学カバンに、文ストの舞台のスクエア缶バッジがついています。
ライブタオルは部活で使い倒して色褪せているし、
Tシャツだってプリントが剥げかけてるのもある。
ポスターもできる限り綺麗にはしてるけど、貼ってる以上ヨレる。
高校の時に使ってたクリアファイルは角がぺちゃんこです。
誕生日にもらった某うたの嶺ちゃんのです。
馬鹿にされることは幸いにして(ちょっと変な学校にいたので)なかったんですが。
ただ多少馬鹿にされたくらいなら使ってました。
小学生の時のポ◯モンの下敷きとか。
当時女子でカードゲームは珍しかったので結構いじりのマトになりました。
転校したての頃とかね。
でもね、最後は一緒に話ができたんですよ。私を馬鹿にしてた男の子とも。
寧ろそういう子がほとんどいなかったのか沢山話ができた。
それは私が恵まれてたからかもしれない。
けど私がポ◯モンの下敷きを持ってたことで、私がそれを好きだと知ってくれた。
初めてポ◯モンの話ができる女の子とも友達になれた。
やっぱりね、こういう経験があるから
そして私の推しはいつだってかっこいいし、可愛いし、好きだから。
私の推しを見て欲しい。知って欲しい。
そして何度見ても私の推しを見るたびに、私は幸せだと思えるから。
私は自分のためだけにグッズを使うんだと思います。
以上!終わってないけど終わり!!