自由記述欄

広く浅く履修するオタクの戯言。

人生の露頭に迷うその1

 

その1とつけてしまったからにはその2以降を書く意思があるということである。

まあ今回の場合は、ただ単にこの不快感が1度では消えないことが過分に予測できるからなのだが。

 

 

ここ数日、壁打ちする場所が欲しくてTwitterをちらほら覗いては呟いていたのだが、諸々の事情によりやはりどうにも引っかかる。何がというほどでもないが引っかかる。他人がいる状況というのがよくないらしい。心が流される。

 

かといって手書きの日記は面倒だ。

全くもって自慢できることではないが、ブラインドタッチがそれなりの速さでなら出来るので、紙にペンで文字を書くよりも打ち込んだ方が圧倒的に早い。要は吐き出し口さえあればいいのだからわざわざ時間をかける気もない。

 

人生の露頭に迷うなどと題したが、そう格好いいものでもない。

自分の将来が見えないだけだ。

行くあてはそれなりに決まったし、新生活に向けた準備もしている。

 

ただ何と言えばいいのだろうか、心がもやもやする。

 

小説を書かなくなり時間ができた。けれどその時間を無為に過ごしている気がする。

今までにないハイペースで色々なものをインプットしているつもりではあるが、そもそも芸術家気質ではないので気が向いた時しか書かない。つまり書けなければ書かない。

新生活のことを考えれば出たい同人イベントの原稿は今のうちに書かなければまず間違いなく新刊を出すことはできない。だが思いつかない。

 

家の片付けもしなければいけない。

学生が終わるということはすなわち必要なものが変わるということである。放置してある諸々を片付けねばならないのは自明なのだが、これがまた手につかない。急かされる。元々片付けは好きではない。片付けてなくとも何がどこにあるのかわかってしまうタチなのが余計にまずい。

 

生きる意味というか価値を見失ったままもう5年近くも経つが、未だにその切れ端すら掴めずにいるせいだろうか。

人と会うのが億劫だし、会って話せば楽しいこともあるが、余程気が合う人か何も考えなくていい相手でない限りは寧ろ疲れるばかりで気分転換にもならない。友人と呼べる人間が多い方ではないのだが、その友人たちにも暫く会えなくなる割には会えていない。

 

果たして、何となく無気力なこの気持ちは一体いつになったら晴れるのだろうか。

あるいはこれが新生活を前にしたブルーな気持ちというものなのだろうか。