龍が如く6に対する個人的な感想
今までプレイしたゲームの中で最もプレイ時間が少ないまま
確か40時間くらいでやりこみもせず止まってるんですよね
シリーズを全部通してやってる訳じゃないっていうところもあるのか
あるいはどこかで自分と重ねているのか
遥の行動に妙に共感というか、正しくないし本来のキャラ付けからは離れているけど
どこか納得してしまうところがあります
だからこそしんどくてやりこみすらやる気にならないですが
ファザコンという言葉では語弊があるのですが
丸めて丸めて、一番わかりやすくしたらこの言葉になるのでしょう
父親という存在への激動的な憧れとか
男性に相手にされることへの謎の安心感とか
羨ましがってもしょうがないんです
けどやめられない
うーんやっぱりまだまとまらない
普段、色んな作品に触れてうまく言葉で表せないことを二次創作で小説にするんですが
まあなんか表現としておかしいのはさておき
この時は6のトレイラーだけ見た段階で衝動的に書いていました
内容としては6の本編とは似ても似つかないものなんですが
遥の脆さってこういうところじゃないかなっていうのは
6の本編をクリアした後のと変わらないので
自分としては当たらずも遠からずというか、今読んでも納得できるところがあります
真島×遥が大丈夫な人は良かったら読んでやってください
桐生には決して遥を救えない、
それをよくわかってた兄さんと共に生きることを決めた遥と
堂島の姐さんが話をしてるという自分でもなぜこうなったのかわからない小説です
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7788153
個人的に真島×遥と秋山×遥は遥を幸せにできる組み合わせ対決ではいい勝負。
何よりふたりとも孤独を知っている優しい人だから、何があっても遥と一緒にいてくれそう。
自分の中に美少女を偶像的に信仰してしまうきらいがあるのはわかってるのですが
多分、私たちは遥に絶対的なものを求めすぎたのでしょう
もちろんゲームの中の1キャラクターにはすぎないのですが
それでも彼女が「生きて」いるのだとすれば
6の結末はある意味で「仕方がなく」
けれど今でも直視できない、なぜならばすごく痛々しいから
澤村遥が背負っていたものは
10代の少女がひとりで抱え込むにはあまりにも重たすぎた
けれど押しつぶされることすら許されなかった
目の前の子供達の生死に関わってしまうから
重荷に押しつぶされないだけの力を、彼女は不幸にも持ち合わせてしまった
もう少しだけ、彼女が弱い人間なら
助けを求められる人間なら
桐生一馬にわがままを言えたなら
大声をあげて泣くことができたのなら
きっと6のような結末にはならなかったのでしょう
でもそうはならなかった
澤村遥を救うことは誰にも、できなかった